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添田 樹一|川崎つばさ法律事務所

SOEDA JUICHI添田 樹一

神奈川県弁護士会所属

自己紹介PROFILE
  • 出身地:神奈川県中郡大磯町
  • 趣味:釣り、読書、ゴルフ
  • 特技:柔道、ダーツ
  • 好きな言葉:思いの種をまき、行動を刈り取り、
    行動の種をまいて習慣を刈り取る。
    習慣の種をまき、人格を刈り取り、
    人格の種をまいて人生を刈り取る。
  • 尊敬する人:両親、マザー・テレサ
  • 資格:柔道初段
経歴CAREER
  • 大磯町立大磯中学校卒業
  • 東京工業大学工学部附属工業高等学校卒業
    (現東京工業大学附属科学技術高等学校)
  • 中央大学法学部国際企業関係法学科卒業
  • 中央大学法科大学院(ロースクール)卒業
  • 司法試験合格

司法修習修了後、神奈川県内の弁護士事務所にて研鑚を積んだ後、 平成24年1月、弁護士3人とともに川崎つばさ法律事務所を設立。

東京法務局管内法務局・地方法務局職員中等科研修講師 (年2回の研修で相続法を担当)
神奈川県弁護士会川崎支部法律相談活性化委員会
神奈川県弁護士会川崎支部幹事(2019年4月~2021年3月)
川崎FM「不動産相続お悩み相談室」などのメディア出演
書籍等の監修

インタビューINTERVIEW

弁護士になったきっかけは?

高校時代に豊田商事破産管財事件についての「プロジェクトX〜挑戦 者たち〜・悪から金を取り返せ」を見て、被害者のために全てをかけて闘う弁護士の姿にただひたすらに感動したのがきっかけです。その当時は、将来建築家になりたくて工業高校の建築科に通っていたのですが、そこから一念発起して文系に転向、中央大学法学部に進学して今に至ります。

これまでに担当した仕事で
一番印象に残っている仕事は何ですか?

弁護士になって初めて担当した立ち退き交渉です。初めての経験だったとこともあり、徹底的に調査と情報収集を行いました。その結果、相手方から大幅な譲歩を引き出すことに成功し、お客様にも満足して頂けました。「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」という孫子の言葉にもあるように「交渉においては情報を多く持つ者が圧倒的に有利である」ということを経験的に学ぶことができました。

添田 樹一|川崎つばさ法律事務所

最後に一言

ロースクールの授業でこんな設例が出題されたことがありました。『ある男が、燐家の井戸を使わせてもらいたいと考え、隣家の老婆との交渉を弁護士に依頼した。その当時、井戸の利用料は月10ドルというのが相場であった。弁護士は老婆と交渉し、月1ドルで井戸を利用する合意を取り付けた。この弁護士は優秀か。』
形式的にみると、相場より格段に安い値段で井戸を借りることができるのですから優秀な弁護士といえそうですが、この問いに対する答えは「NO」です。

なぜでしょう?それは、その後に近隣の相場を知った老婆との間で間違いなく紛争になるからです。
プロフェッショナルである以上、顧客の利益を最大化するというのは当然のことです。ただ、我々に求められる仕事はそれだけではない。お客様の利益を最大化するとともに、今後発生しうるであろう紛争も未然に防止する、そういった予防法務的な仕事も求められているのではないかと思います。

こういったお客様の要望に応えられる弁護士になれるよう、日々研鑚を積んでいきたいですね。